2010年5月23日日曜日

街のあわてもの


ずうっと気になっていて、とうとう昨日、
写真に収めてしまった「とびだし君」です。
家の近所で採取。「路地もの」です。

いっそコレクションにしてみようかと思いましたが、
念のため(?)ネットの検索エンジンにかけてみたら、
やっぱりというか当然、
とっくに始めている方々がいらっしゃる。
もう追いつけないので、あきらめました。

圧倒的なコレクションを誇るのがこちら。
「猫の通り道」という個人サイトの「とびだし坊や」のページ
某国を非難できないような、きわどいサンプルが目白押しです。
でもって、これがメジロの目白押し。

「札幌宮丘公園野鳥日記」より。
びっくり顔が、なんともカワイイ。

はい、次に行きます。
こちらのサイトは「がんばれ!とびだしくん伝説」

サイトの運営者も、がんばっていますね。
だいたい皆さん、もともと写真が趣味の方が多いようです。
たぶん、山の写真や、街のスナップを撮るついでに採取して、
いつのまにか数が増えてしまった、クセになってしまった、
きっとそんなところでしょう。

1980年代に路上観察なるものが流行し、
文化人サークルとしての学会ができたり、
「宝島」などの雑誌への投稿が白熱しました。
その中から「おじぎ人」(工事現場のサイン)という
スターも誕生し、今回の「とびだし君」も、
そのバリエーションの一つといえるでしょう。



 宝島編集部
『VOW全書〈1〉
まちのヘンなもの大カタログ』
宝島社











赤瀬川源平
『超芸術トマソン』
ちくま文庫

3 件のコメント:

  1. 日本はまさにキャラクター天国ですね。
    日本人のアニメ、漫画好きってのも、こういう所から伺えますね。

    こういうちょっとパチもんくさいキャラって、アジア諸国によくあると思うんですが、ヨーロッパ諸国ってどうなんでしょうね。
    少なくともアメリカでは道路標識としてはあんまり見かけません。

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  3. ミッチーさん、コメントありがとうございます。

    特にアメリカみたいな多民族が日常的に行き交う国では、
    はっきり言葉にしないとマズイのでは?
    逆に日本は、あいまいな表情や、微妙な身振りでも、
    差異を読み取らないと生きていきにくい国なんでしょう。
    マンガやアニメ、キャラクターの隆盛は、
    「空気を読む」と根っこが一緒なのかもしれません。

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