2010年3月3日水曜日

プロフィール写真について

 
プロフィールで使っている写真は、フランスの自動車メーカー、
シトロエン社のマスコット人形です。
海外のおもちゃを取り扱っているオンラインショップ、
zauberさんで購入しました。
(ご厚意で商品写真をそのまま使わせていただいてます)

zauberは、英語読みだと「ザウバー」、
ドイツ語読みだと「ツァウバー」になるのかな?
F1のレーシングチームにありましたね、ザウバー。
もともとはスイスのプライベーターでしたが、
BMWが傘下におさめてワークスになりました。

この単語の意味は、
「神のご加護」とか「奇跡」、あるいは「魔法」や「呪文」らしい。
たぶん「魔法」でしょうね、このショップの場合。
でも、正しい読み方は知らないんです。
メールだけのやりとりだったので。

この、ほんわかとしたフィギュアを見ていると、
ドイツの画家ミヒャエル・ゾーヴァさんを思い出します。
アクセル・ハッケの『ちいさなちいさな王様』や
エヴァ・へラーの『思いがけない贈り物』など、
寓話的世界の挿絵で有名です。
そういえば、映画『アメリ』で主人公の部屋にあった動物の絵、
あれもゾーヴァの作品でした。
もっとも、ゾーヴァのつづりはSovaで、ザウバーとは関係ありませんが、
日本人が口にすると、なんか似てきてしまう。

ちなみに、『ちいさなちいさな王様』は、
ピノキオブックスで販売中です。
商品詳細ページはこちら。

シトロエンといえば、
『ルパン三世 カリオストロの城』を思い出す人も多いかもしれません。
映画冒頭のカーチェイスで、クラリス姫が乗っていたクルマです。
ていうか、監督した宮崎駿の愛車でした。いわゆる2馬力。












また、『カリオストロ』の2年後に公開された
『007 ユア・アイズ・オンリー』でも2CVが登場、
準ボンドカー扱いで、けっこうおいしいシーンを持っていきました。
でも、やっぱり、シトロエンと言えば、
20世紀を代表する名車のひとつ、DSです。



フランスでは公用車に採用されるなど、けっこうポピュラーなクルマでした。
ただ、当時の先進技術ハイドロニューマチックのせいか、故障が多く、
1960年代のフランス映画にもよく登場しましたが、
何かが起こりそうな気配をいつも漂わせていました。
ジャン=リュック・ゴダールじゃないけれど、
故障がちのシトロエンDSが1台あれば、映画は撮れるかもしれません。

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